院長挨拶

令和8年 新年度を迎えて

 桜の季節を迎え、新たな環境に入られる方も多いと思います。
当院でも、2月末で、前院長をお務め頂いた、内科の佐藤浩充先生が、退職されました。長年にわたり、当病院・関連施設の診療・運営に御尽力頂きました。循環器の御専門で、先生が「この方は、気を付けないと急変する」と言われるときは、慎重に経過を診せて頂いておりました。長期に関わる、かかりつけ医として「変化を見逃さないように」と、御指導を受けました。勉強家で、博学で色々教えて頂きました。本当にありがとうございました。

 さて、現在、日本の死因のトップ5は、悪性新生物(がん)・心疾患・老衰・脳血管障害・肺炎です。当院では高齢の方の受診・入院が多く、呼吸器疾患への対応の強化が望まれておりましたところ、4月から、前徳島県立中央病院院長をお務めされた 葉久貴司先生を当院にお迎えできることになりました。葉久先生は、コロナ感染症という未曾有の大変な時期を 徳島県の医療の最前線で戦ってこられた先生であり、心強いかぎりです。当院の地域における役割は、かかりつけ医であり、入院対応・療養、施設や在宅への対応、名西郡の各先生方との連携・基幹病院の後方支援であります。各科の先生方とともに、強力な布陣で臨めると確信しております。

 今は、何に関しても厳しいご時世ではありますが、1748年から続く手束病院を地域の方々に「身近」で「必要」と思っていただけるよう、努力してまいります。よろしくお願い申し上げます。

医療法人有誠会手束病院院長  手束 典子