院長挨拶

 昨年より、コロナ禍、地震、水害と未曾有の災厄を目の当たりにしてきました。他の都府県では 2度目の緊急事態宣言が発令され、自粛期間も続き、生活環境、社会の成り立ちまでどんどん変化しています。しかし、医療・福祉の現場においては、今までと同じ充実度を求められた上で、コロナと戦うという、ピリピリした緊張感で日々過ごしているのが現状です。徳島も今後、感染者が増えるでしょう。当院は、感染指定病院の支援病院として、日々の地域医療・福祉を守る使命があります。病院・施設に入院、入所されている方を守ること、在宅で通院して頂いている方の健康を守ることを第一に、想定される事項について、色々規定・お願いをしているところです。どうか、御理解頂けますようお願い申し上げます。

 当院は、20年以上かけ、30近い福祉施設・サービス事業を展開してきました。地域の皆様に、様々なニーズの医療・療養環境を提供出来ていると自負しております。今後も、ウイズコロナ・アフターコロナにつながる大変な時節ですが、病院・関連施設内はもちろん、医師会や行政などの地域の皆様と連携を取りながら、安心感を与えられる地域医療・福祉を提供できるよう、気を引き締めていこうと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

医療法人有誠会手束病院院長  手束 典子